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「企業のコーポレートサイトにおすすめなWordPressテーマは?」

「ビジネス向けのWordPressテーマが知りたい」

「中小企業のビジネスにも使いやすいWordPressテーマはあるの?」

WordPressのテーマは無料、有料、国産、海外テーマ含めて数多くの種類がリリースされており、どのテーマがサイトの目的や取り扱うジャンルに合っているのか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、中小企業のコーポレートサイト向けのWordPressテーマの選び方と、人気のおすすめWordPressテーマをランキング形式でご紹介します。

無料テーマ、有料テーマともに機能、デザインに優れたテーマをピックアップしたので、中小企業のコーポレートサイトにおすすめのWordPressテーマをお探しの方はぜひチェックしてみて下さい。

ビジネス・中小企業のコーポレートサイト向けのWordPressテーマの特徴と選び方

ブログ型ではなくサイト型のテーマ

ビジネス・中小企業のコーポレートサイトを制作する場合は、トップページに最新記事が並ぶブログ型のテーマではなく、サイト型のテーマを選択する必要があります。

またコーポレートサイトの構築に適した管理画面の設定やウィジェット機能があるかもチェックのポイントです。

新ブロックエディタ「Gutenberg」に対応しているか

ブロックエディタのGutenbergは日々進化しており、テーマによっては対応が間に合っていない場合があります。

個人ブログを作るのであればブロックエディタはさほど重要ではありません。

しかし、コーポレートサイトの場合は画像の全幅表示やカラム設定、その他ブロックエディタのデザイン設定が使えた方がサイトのバリエーションが広がります。

ヘッダーのカスタマイズ機能があるか

企業サイトはファーストビュー(サイトに訪れた時に一番最初に表示される画面)がサイトのイメージを左右します。

今回はヘッダーのカスタマイズ機能があるテーマを選択しました。

コーポレートサイトは企業の顔となるため有料テーマで作り込んだ方がいい

ビジネス向けの無料テーマはたくさんあります。今回おすすめの無料テーマもピックアップしましたが、正直コーポレートサイトは企業の顔となるため、有料テーマで作り込んだ方がいいと思っています。

「発注場面におけるコーポレートサイト」に関する実態調査にて、コーポレートサイトについてこんなデータがあります。

コーポレートサイトが原因でチャンスを無駄にしないためにもコーポレートサイトは作り込んでおく必要があるでしょう。

「Q5.あなたは、「コーポレートサイト」が原因で外部への発注を取りやめた経験がありますか。」(n=103)と質問したところ、「何度もある」が15.6%、「一度だけある」が12.6%という回答となりました。

経営者・役員の約3割が、発注検討時「コーポレートサイト」が原因で「発注するのを取りやめた」経験あり

また、75.8%の経営者が、発注する際「コーポレートサイトを参考にする」と回答したことからも取引企業は想像以上にコーポレートサイトを参考にしていることが分かります。

もちろん、無料テーマをカスタマイズ前提で使用するのは問題ないですが、カスタマイズにかける時間や労力、知識を考えるとサクッと有料テーマで制作してしまった方がメリットが大きいなと思います。

この辺りはサイト制作にかけられるリソースと予算によりますが。

【有料】中小企業のビジネスサイトにおすすめのWordPressテーマ

さっそく中小企業のコーポレートサイトやビジネス向けのおすすめWordPressテーマを紹介していきます。

【迷ったらこれ!】Emanon Business(エマノンビジネス)

【公式サイト】https://wp-emanon.jp/emanon-business-theme/

ビジネス向けのWordPressテーマで迷ったら、Emanon Business(エマノンビジネス)がおすすめです!

Emanon Businessは、ビジネスサイトに適したデザインと機能を追加した個人事業主や中小企業向けのWordPress有料テーマです。

ビジネス向けテーマはたくさんあり、おしゃれなデザインなものや凝ったアニメーションなどのものがありますが、結局シンプルが一番です。

私もいくつか企業サイトやコーポレートサイトを作ってきましたが、Emanon Businessが一番使いやすく、汎用性が高いです。

デザイン、WEB集客のための内部施策(SEO)、サポート体制など、総合的に見て完成度が高いです。

ブロックエディタで編集ができるため、専門的な知識がなくても、しっかりとした企業サイトや事業紹介サイトが簡単に制作できます。

Emanonシリーズには、Emanon Premiumという上位テーマもありますが、個人的にはtoBならEmanon Business、toCよりならEmanon Premiumという使い分けが良いと思います。

公式サイトにデモサイトがあるので2つを比較すると良いでしょう。

SOLARIS(ソラリス)

【公式サイト】https://tcd-theme.com/tcd088

SOLARIS(ソラリス)を使用すれば、完全オリジナルで発注すると50万円〜100万円するようなリッチな企業サイトがコストを抑えて、専門的な知識なしに制作できます。

公式ページにもあるように一流の企業のための、一流のウェブサイトを作るために開発されたテーマです。

かなり新しいデザインのサイトなので、今後数十年は古臭くならずに使用できます。

FAKE(フェイク)

【公式サイト】https://tcd-theme.com/tcd074

FAKEはテーマに専用のコンテンツビルダーが搭載されており、テーマファイルをカスタマイズしなくても簡単にデザインが美しいコーポレートサイトが制作できます。

NEXTAGE(ネクステージ)

【公式サイト】https://tcd-theme.com/tcd021

ベーシックな企業サイトを制作できるWordPressテーマです。無料テーマで紹介したBizVektor(ビズシーク)の強化版のような印象です。

大手企業で採用されているような信頼感のあるホームページを構築できます。

UNIQUE(ユニーク)

【公式サイト】https://tcd-theme.com/tcd044

広告代理店やデザイン会社などデザインを取り扱う会社のコーポレートサイトにおすすめのテーマです。

またビジネスという面では、フリーランスや個人クリエイターのポートフォリオサイトにも使用できます。

Canvas(キャンバス)

【公式サイト】https://tcd-theme.com/tcd017

企業情報を掲載するだけのコーポレートサイトとは違い、自社製品やサービスのブランディングを同時に行うことができるWordPressテーマです。

固定ページの必要項目を埋めるだけで、デザインのかっこいい会社概要ページが作成できます。

【無料】中小企業のビジネスサイトにおすすめのWordPressテーマ

BusinessPress(ビジネスプレス)

【公式サイト】https://businesspress.jp/

私が3日でコストを抑えて、企業のコーポレートサイトを作ってと言われたらBusinessPressを使用します。

日本人のWordPressデザイナーTakao Utsumi氏によって作られたテーマのため、日本語に最適化されておりデフォルトでも整ったサイトが作れます。

ボタン一つでヘッダーエリアに画像やコピー、ボタンを表示できたり、ビジネスサイトで重要な電話番号、お問い合わせ、アクセスをまとめて表示できます。

またフッターエリアの列幅、列数を選択できるため、ビジネスサイトに必要な地図やナビゲーションを設置できます。

また、ブロックエディタに対応しているため、ビジネスサイト制作で便利な画像の全幅表示やカラムも設定できます。

Lightning(ライトニング)

【公式サイト】https://lightning.vektor-inc.co.jp/

ビジネス用の無料テーマといえば、Lightningもおすすめです。最近テーマに大幅なアップデートが加わりデザインも機能もモダンに生まれ変わりました。

また有料版のLightning Proもあるので無料版を気に入った場合は、多機能なプロ版にアップデートしてもいいでしょう。

THE ビジネスサイトというデザインは汎用性に富んでおり、どんなジャンルのコーポレートサイトにもマッチします。

yStandard(ワイスタンダード)

【公式サイト】https://wp-ystandard.com/

yStandardもビジネスサイトの制作にはぴったりの無料テーマです。

コーポレートサイトに特化したテーマではありませんが、公式サイトには「カスタマイズありきの一風変わったWordPressテーマ」とあり、「自分だけのサイトを作る楽しさ」を感じてもらうために作ったテーマという記載があります。

カスタマイズというと難易度が高く感じるかもしれませんが、yStandardはカスタマイズメニューからノーコードもしくはローコードでカスタマイズができます。

そのため、簡単なカスタマイズにより自分だけのオリジナルデザインサイトが作れます。

Sydney(シドニー)

【公式サイト】https://athemes.com/theme/sydney/

ビジネスに使える海外テーマと言えば、Sydney一択でしょう。カスタマイズもしやすく無料テーマとして有名なテーマです。

海外テーマですがカスタマイズや使い方について日本語で解説しているブログも多いため、使用には困らないでしょう。

Sydney Proという有料版もありますが、無料でも十分使用できます。必要に応じてアップデートしても良いです。

Xeory Extension(セオリーエクステンション)

【公式サイト】https://xeory.jp/template/xeory-extension/

Xeory Extensionは、コンテンツマーケティングで有名なバズ部が無料配布しているコーポレートサイト用のWordPressテーマです。

特別な装飾はなく、カスタマイズ機能もないため、スターターテーマに近い感覚です。企業の公式サイトとして使用するのであれば、デザインは調整する必要があります。

SEOの内部対策がされているのでコーポレートサイトにコンテンツマーケティングを絡めて運営していく予定の場合は使いやすいテーマです。

BizVektor(ビズシーク)

【公式サイト】https://bizvektor.com/

カラム幅からナビバーのデザイン、サイト構造までデザインとしては少し昔のコーポレートサイトというイメージです。

日立や東芝など大手企業に多く見られるデザインです。

ただし、お堅い業種の場合はモダンなデザインのテーマではなく、あえて昔ながらデザインのテーマを使ってみるのもよいかなと思います。

ZeroError Lite

【公式サイト】https://gracethemes.com/themes/zeroerror-lite/

Lightning(ライトニング)の海外テーマ版というイメージ。モダンなビジネスサイトに使用できるのでご紹介しておきます。

レスポンシブデザインが標準搭載されており、カスタマイズも簡単。ビジネスサイトに必要な機能は日通り揃っているため、ビジネス用の海外テーマをお探しの方におすすめです。

プロ版もあるので無料版で満足したらアップデートしてみても良いテーマです。